photo by Apache
今日は、少し抽象的なお話
陰陽ということを考えることありますか?
白と黒
光と影
open / close
表と裏
男性性と女性性
男と女
相反する2つの大きな力
その関係性について
陰陽マークを見ると、白の中に黒があり黒の中に白があります。
ここ数年、個人的に、この点の部分について深めていました。
光の中の影、そして影の中の光
そうして、やっとそれらが自分の中でまとまり始めました。
どうやって??というと…
私の場合、それは身体の使い方であり踊り方で理解し、統合させるということなんです。
そして、それを核に、自分の表現をして、人と繋がり、イベントを作っていく。
それが、私の培ってきた在り方なんですが、世界観や人付き合いとも繋がるから、そこが変化することは一大事です。
pathwayシリーズの公演"夢のあとさき"(1回目の方)をプロデュースした時から、言ってみたら、2013年からダンサーとしてイベントオーガナイザーとしてのゴールはブレてないのです。
"オリエンタルダンスを通して繋がった喜びの調和の世界を出会う人たちへシェアしていきたい"
ただ、その頃は、まだ白だけを見ようとしていました。だから、逃げてた部分も、見ないようにしていた部分も沢山あって、でも、白さだけは磨かれていっていたな。
ここ数年の変化の中で、沢山、黒いもの、闇を見て、何の意味があって、どう捉えていくのか、1つ1つから、兎に角、逃げない、ということだけ決めて、向かい合ってきました。
そして、やっと身体の使い方としても、答えが見えてきた感覚です。前より詳細に、そして多次元的に収拾をつけられるようになりました。
今感じられる喜びは、数年前よりもニュアンスがあります。それを深みと呼ぶのかもしれません。
そして、私は、そんなことを核に、表現をしたいと考える、変わったダンサーです。
(最近変わってるという自覚が出てきた笑)
手放しの連続で、ここまで無くなるのか…
というくらい、削ぎ落としましたが、
ここから復活です。
新しい息吹を感じ始めました。
ハディアメソッドの延長線上
でも、サリの思う、陰陽統合の踊りとしてのオリエンタルダンス
見た目は、普通にオリエンタルダンス
わかる人にはわかる動きのエネルギーバランスが私のこだわりです。
ハディアメソッドで触れていない補完するアレコレを色んなところから集めてきました。まだまだこれから豊かにしていきます。
いわゆる、エジプシャンとかクラシックとかモダンとか、そういうカテゴリーにはハマらないかもしれない。でも、自分の踊りとしてのゴールがやっと見えてきました。
それは、アラブ音楽の幾何学的な美しさと繋がるもの。その辺はロジカルに身体の使い方との接点を確認し続けてます。
世間では、スターダンサーや来日ダンサーのWSに皆が足を運ぶ中、私は、音楽家に音楽を習い、その音楽の美しさの繊細な部分を踊りにする術を試行錯誤しています。
ここには、私が美しいと感じる昔から脈々と繋がってきた目の前にある命を美しい形で誰かに伝えたいという、ただその情熱だけがあります。果たしてこれが賢いやり方なのかはわかりませんが、私にはコレがゴールへ辿り着く道なのかなと思えるので、挑戦しています。
なんだか孤独なんですけど、でも、表現ってそんなものかなと思います。
習ったものを踊れるようになることとは別の話ですね。理解してくださる人達が身の周りにいるということが、本当に有難いです。
同時にダンスカンパニーも新しい在り方が少しずつ見えてきました。形になったら復活します。
もうしばらくかかるかな。
それまでは、まだサリクラスw
こんなに迷ったり、弱くなった時でも、
レッスンへ来て味方でいてくれる生徒さん達がいてくれて、本当に感謝しています。
絶対、この恩は、大きな喜びと感動にして返します!
ちなみに、少人数になってますが、教えているテクニックはどんどん進化してますので、今いる生徒さん達はラッキーだと思いますw
前は伝えられなかった方向からアプローチ出来るようになってきてます(^ ^)♪
今日は、"すっごいマニアック〜笑"
って言われましたが、でも、その練習後から、手先のラインが超キレイになっていたから、ヨシヨシと思ってました。
もう少し、ブレイクダウンして、もっと楽にわかりやすく伝えられるようにしていきます!
早く前のように充実の時空まで辿り着きたいですが、時が満ちるように日々を大切に過ごしたいと思います。それが1番の近道だと思うので。
以上近況報告です。
カンパニー活動休止で、ご心配かけたようで、
沢山の人に大丈夫?と言われますが、
ひとつの転機であり、
新しい道を元気に歩んでおります。
・☆*・sali・*★・
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