2018年9月25日
Badia Star〜滅多に見れない空気感
カナダから来日しているBadia Starの生演奏ショーに行って来ました。
身体中が幸せな感じです♡
言葉にするとよくわからないけど、
これぞオリエンタルダンス!
を見ました。
今、こんな踊りする人がどれくらいいるのだろう?少なくとも、簡単に観れるところにはいません。私も出来ません。
でも、永遠に憧れるような何かを魅せてくれる方でした。
きっとこれは、細かいジャンルを超えて
みんな同じように好きな感じだと思う。
そして、コンペや短い時間の打ち込み音源で踊るショーでは絶対に見れないものでした。
もっと一線のダンサーさん達が観に来ていたら良かったショーでした。本当もったいない!
この空気感忘れたら絶対おかしくなるのだと思う、それを強く感じました。
サディアさんのセレクトしたミュージシャンも、名前見てハテナが並んでましたが、なるほどと出音聴いて思いました。今回合わせただけの荒削りでも、やりたいことが見えました。コンペに続き、サディアさん、面白いなとおもいました。
今夜はそのまま大先輩と幸せの余韻を楽しませてもらって至福でございます♡
・☆*・sali・*★・
2018年9月22日
コンペティション考察2018
1ヶ月前、
"コンペの本選に出ることになりました!"
急に弟子2人がLINEしてきました。
それぞれバラバラのコンペだけど、時期がほぼ同じ。
それから、それぞれとプライベートレッスンを始めました。もう長いこと見てるから、強みと弱みもわかっている2人、でもそれを自分で自覚して変化させるということは、とても大変なことだったと思います。
私自身教えながら、自分と向かい合いました。
弟子は自分の鏡です。
私の良さも弱さも弟子の中に見えます。
弱さを消して行くことじゃなくて、自分の弱さを強みに出来る道筋を作ること、それを意識していました。それは、コンペだけじゃなく、今後ダンサーとして役に立つことだろうから。
自分らしいということ
普遍的美しい動きであること
ここには、雑味を使わない/消して行くという方法と
雑味を昇華していくという方法があるように思うのです。
よく考えて見たら、消す=隠すということだから、それは根本解決にならない。
踊りが人の身体表現である以上
その人が見たいと私は思うのです。
だから雑味の昇華は、心を打つ。
私自身が新しい表現スタイルを求めて模索中です。
そんな中、弟子達とも向かい合うのはとても良い経験でした。
コンペティションというシステム、
初めて観覧が続き、感じたことですが、
時代のニーズにとても合っているし、
ビジネス的にも教育的にも人間関係的にも
とても良いものだと感じました。
面白かったのが、2つのコンペティションが
全くベクトルの違うもので合ったということ。
こういうものが両方成立できるというのはいいなと思いました。
また、次の弟子が出ようかなと言い始めています笑 次に私が向かい合うこと、もう見えてるということだな。
さあ、こうやって輝いていく弟子達に喜びを感じながら、私は自分のことをちゃんとやらなきゃ。
来年新しく始めたいプロジェクト
難しいことに挑戦しようとしてるというのはわかってますが、でも、風穴をあけるような動きを作り出したいのです。
そして、いつの時代も、私達に出来るのは、
命のバトンを繋いでいくことだけ。
先輩方のバトンを未来へ繋ぐこと。
私はそのポジションにいるのだと思っています。
・☆*・sali・*★・
2018年9月15日
出会いに感謝
昨日は、埼玉県戸田市文化会館にて、生演奏パフォーマンスをしてきました。
1時間のセットを、バイオリンとダラブッカとダンスで作ることは、今までやったことのない初めての経験でした。
お客様は、ベリーダンスに馴染みの少ない方が多いとわかっていたので、どう着地して行くか…
結局エンターテイメントに終わらせず、タラブの世界観にしようと決めて、ドキドキしてました。
1人で完結させることと
連携を取ることと
お客様との距離感と
昨日はお陰様で、色々なバランスが良かった感触でした。
芸術的な素晴らしいステージ!と言っていただけて、その方向で良かったんだと安心しました。
景子さんの女性らしい細やかな配慮に、たくさん学ばせてもらいました。
お2人が安定しているので、私は伸び伸びと踊らせてもらえて、お客様とも、音とも、たくさん遊べました。もちろん真剣なんですけどね。
それから、今回の発見
フォークロアの大切さを再認識しました。
やはり、あの揃えたフォークロア群舞を出来るということは、ダンサーにとって大切なスキルですね。その感覚を持ちつつ崩す感じというのは、今回1演目やってみて、場に合う感じで、とてもしっくり来ました。
ちょうど発表会準備に入るので、フォークロア教えるやる気スイッチも入りましたよ!
昨年から最小単位でのパフォーマンスの機会が続き、自分の中での引き出し整理してるようです。
よく考えたら1つ1つ、その時は必死でそればかり練習したことの積み重ねでしかないのですね。
いま、私はその棚卸しと整理整頓がやることのようです。足りないものは補充が必要ですし笑
今回は、実は10年前くらいのご縁がやっと繋がったお話でした。
人と人の出会いは不思議なものです。
このタイミング、だったんだなぁと。
有り難いなぁと感謝をじんわり感じてます。
やさしい気持ちになりました。
ありがとうございました!
ティルタメンバーから頂いたお花
深い青に癒されます。
・☆*・sali・*★・
2018年9月11日
ソウルのかたち
大阪へハンガリーから来日中のMercedez NietoのWSを受けに行って来ました。
3月に久しぶりに東京で受けたら、とても良かったので、今回は3コマ全取り♪
1つ目が、まさかのマカームの違いによる踊りの変化についてで、びっくりしました。
いま、まさに私が取り組もうとしていることで、完璧なまでにわかりやすく、そして、多くのタイプの人に伝わる形になっていて、感動しました。
私自身がマカームについて今深めていて、感じていること、言葉にするのが難しい内容を論理的かつ女性的に言葉にする力も流石だなと思いました。
告知の文章だと、コンビネーション練習のように受け取っていたので、これ中身がもっとわかっていたら受けたかったダンサー沢山いただろうなと思いました。プロの方が思ったより少なかったので。
興奮のままに、翌日のアームズのクラスは、3月に彼女の振付から紐解いた身体の使い方の解釈は合っていた!と答え合わせをする時間になり、嬉しかったです。そして、これもまた、進め方がとても良くて、生徒さん各自がちゃんと自分の必要なことを認識できるように作られていて(全員違うものなのに)、流石だなと思いました。
私自身、自分のやろうとしていることに、どのベクトルが足りないのかの判断材料となりました。
振付は、踊っていて、ほんと気持ち良い♡
出来ないことがたくさんあっても、気持ち良い笑
ああ、彼女の踊り好きだな。
ほんとにソウルフル
そして、純粋に美しい
この体感を自分の踊りとして踊れるようになりたいなと思います。
ちなみに、彼女は昔Hadiaさんをハンガリーへ招聘していたりして、動きの体感がHadiaさんの踊りと似ています。個性の部分でいうと全然違うのですが、これはHadia's TT仲間には通じるだろうと思って、今回マコさんやSatineと話しましたが、2人ともそう感じると言っていたので、私の思い込みではないようです(^ ^)
新しいオープンクローズの捉え方も教わりました!
Hadia先生のファンの方へも、彼女のレッスンお勧めします!
夜は、久しぶりに大阪のHadiaファミリーと女子会
これが、また、お店がとても良くて、とってもとっても楽しかったです!
・☆*・sali・*★・
2018年9月 7日
野生のチカラ
photo by Apache
昨年は、必死で天女の世界へたどり着こうとしていた9月に、今年は狩りに出かけている気分です。
↓
自分の創作している世界の話です笑
先日のThe Silkroadというイベントで踊った曲
タイトルがSteppe(草原)だったのですが、
見ていた生徒さんが、
"サバンナみたいでした!"と感想を言っていて、びっくりしました。
まさに、サバンナに狩りに出掛けるようなそんな気持ちに今の私がシンクロしたのかな。
そこに私が見ていたのは
自由
駆け抜けられるスペース
生きる底力
photo by Apache
photo by Apache
大きく一回りして、
また新しいステージに立った今、
ただ明るい調和の世界だけじゃなくて
人間が人間らしく色んな気持ちを味わう
欲とか闇から生まれる、そんな世界も自分の中にあったなと思い出してます。
でも、昔みたいにその中に埋もれるつもりはないから、昔と同じ目線ではない、かな。
その野生的な生きる力は
生き物としての本能
本能が生きてる状態でいたいと
ただそう思います。
荒削りで踊ってみて
そうだそうだ
これだ!と思い出してきてます。
Be wild
あれこれ推敲を重ねた世界とは別
現場主義
懐かしい
…
とはいえ、実は、これは、来年3月17日のティルタの公演の1演目となります。
その時には、洗練させた形で発表予定。
飛天に続くSaliの創作演目
天界に辿り着いたその後の物語
そして、それは、天界を目指す最初の物語
また、ひとつ世界が見えてきました。
・☆*・sali・*★・
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