1ヶ月前、
"コンペの本選に出ることになりました!"
急に弟子2人がLINEしてきました。
それぞれバラバラのコンペだけど、時期がほぼ同じ。
それから、それぞれとプライベートレッスンを始めました。もう長いこと見てるから、強みと弱みもわかっている2人、でもそれを自分で自覚して変化させるということは、とても大変なことだったと思います。
私自身教えながら、自分と向かい合いました。
弟子は自分の鏡です。
私の良さも弱さも弟子の中に見えます。
弱さを消して行くことじゃなくて、自分の弱さを強みに出来る道筋を作ること、それを意識していました。それは、コンペだけじゃなく、今後ダンサーとして役に立つことだろうから。
自分らしいということ
普遍的美しい動きであること
ここには、雑味を使わない/消して行くという方法と
雑味を昇華していくという方法があるように思うのです。
よく考えて見たら、消す=隠すということだから、それは根本解決にならない。
踊りが人の身体表現である以上
その人が見たいと私は思うのです。
だから雑味の昇華は、心を打つ。
私自身が新しい表現スタイルを求めて模索中です。
そんな中、弟子達とも向かい合うのはとても良い経験でした。
コンペティションというシステム、
初めて観覧が続き、感じたことですが、
時代のニーズにとても合っているし、
ビジネス的にも教育的にも人間関係的にも
とても良いものだと感じました。
面白かったのが、2つのコンペティションが
全くベクトルの違うもので合ったということ。
こういうものが両方成立できるというのはいいなと思いました。
また、次の弟子が出ようかなと言い始めています笑 次に私が向かい合うこと、もう見えてるということだな。
さあ、こうやって輝いていく弟子達に喜びを感じながら、私は自分のことをちゃんとやらなきゃ。
来年新しく始めたいプロジェクト
難しいことに挑戦しようとしてるというのはわかってますが、でも、風穴をあけるような動きを作り出したいのです。
そして、いつの時代も、私達に出来るのは、
命のバトンを繋いでいくことだけ。
先輩方のバトンを未来へ繋ぐこと。
私はそのポジションにいるのだと思っています。
・☆*・sali・*★・
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