私の中には、幾何学が大好きなロジカルな部分と、直感命というくらい感覚的な部分が同居してます。
先日受けたメルセデスのWSは、まずは直感的に好きなものだらけで喜びにあふれたのですが、時間が経って、ロジカルに考え始めました。
さて、素敵なものを習って
どうやって自分のものにして行くのか?
よく聞く言葉に、
"エッセンスを取り入れる"
という表現があります。
エッセンス=要素って何のことなのでしょうか?
おそらく人によって、違うのだろうなと思いますが、私は、手癖ではなくて、なるべく本質的な部分が捉えられると、取り入れた時に、その元となる人のコピーではなくて、自分流のものとなると考えてます。
だから私は、
いつも"動きの本質"を学ぼうとしています。
身体の中でのエネルギーの流れ
動力源
音楽の何に乗っているのか
フレージングの向かう先…
そして、その周りで起きている華やかな装飾の部分は、ぼんやり見てます笑
おそらく、観客なら一番に目が行くのはその華やかな部分なんだと思いますけど、そこは、自分の中から出すものなのだと思っているのです。
ちょっと前に、私の振付をクラシックだと言われたことがあって、自分ではモダンなことを色々と入れたつもりだったんですが、その意味が少し紐解けてきました。もう1つ解放した先を、世の中はモダンと呼んでいるのかなと。
私はここ10年くらいは、クラシックな踊り方で、ひたすら探求してきた感じなのですが、その先にモダンがあると体感しています。(正確には多分ここ数年はDINAのテクニックを色々と取り入れてたので、少しづつフェードしてますね…)
というのも、ひたすらベーシックな動きを繰り返すと、音楽に乗って身体の中で勝手に動きが発展して行く瞬間というのがあって、それに導かれて行くと、モダンな動きを誘発するような感覚があります。まだ、たくさんの道を見つけてはないですが、今年からはそれを拾い集めて、私なりの形を整理してまとめていきたいなと思っています。
クラシックからの流れを上手く体系化出来る日が来たらいいな〜
いま、初級クラス用に作っているメジャンセは、クラシカルな振付ですが、端々に少しづつ、"モダンへの入口"的なものを入れてます。
やっぱり踊れる身体はクラシカルな動きで作られる部分がとても大きいと思うから、ベーシックでシンプルな振付というのは大切だなと思います。
そこに、可愛い♡と思う感じと、気持ち良い♪感じと、モダンな格好良さ!と、あったら最高かな?
…という私の試み。
どうでしょう?
★3月に浜松でも教える予定です★
浜松には2人昔からの生徒さん達がいて、いまはあまり踊ってないので、初級クラス用のこの振付を選びました。テクニックを練習するエチュードとして、そして、レストランなどでカジュアルに踊る時に良い感じかな?と思ってます。人数増えたら楽しいと思いますので、よかったら興味ある方はメッセージください!
3月3日(土)
Rakashini ya habibi 振付 by Sali
浜北のスタジオ
10:30〜13:30
それから、4月はクラシカルな感じでとリクエスト頂いたので、同じ曲を群馬で教えます。
こちらは弟子のILICOがオーガナイズしてくれています!またご紹介させてください(^ ^)
・☆*・sali・*★・
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