さて、2013年のショーは劇場だったのですが、その際も、Hadiaの一言から始まりました。
"昔ね、カナダのシンフォニーと共演したのよ!その時の曲をやってみない?バレリーナと一緒に!"
なんでバレエなの!? という気持ちは一瞬だけで、すぐに色々とアイディアが膨らみ始めました。
改めて何故だかきいたら、”それはバレエがベリーダンスの劇場でのショーを可能にしたからよ。”と言われました。
その曲は、くるみ割り人形のアラビアンダンスでした。
その頃ティルタのレッスンへ来られていた、原田富子さんのバレエスタジオの素晴らしい若手ダンサーさんの協力を頂いて、
"夢のあとさき"というサブタイトルに相応しい、オープニングシーンが完成しました。
小学生の子〜思春期の女性〜円熟した女性へと、3人が並んでハケていくのは、なんとも素敵な演出でした。
photo by Nam
そうそう、その時のダンサーさん、このショーの直後にカナダのダンスカンパニーでの就職が決まって今はカナダへお住まいです。なんだか、ジーンと嬉しくなったのを思い出しました。
そして、2013年のショーはそのオープニングの後、四季を通してベリーダンスの様々な側面が見えるようにというストーリーでした。
お正月明けにBarbee Makoさんとご飯を食べていて、
Makoさん "お正月に座禅をしたんですよ。"
Sali "あら、私は初めて写経をしました。"
と、なんとも和のこころを感じていた私たちから四季というテーマは簡単に出てきました。
”ファンタジー”
みんな大好き、夢の世界!それをどこまでトリップ感出せるかなぁと、
沢山の仕掛けを入れてみました。
SUGIZOさんのプロジェクトで知り合ったVJ"ZAKROCK"さんに映像の演出をお願いしました。
全体リハの時にNOELさんが、ステージの袖の近くのポジションで微動だにせず止まっていて、みんなで、ハッとした記憶があります。
"映像が綺麗だから、それがいいと思うのよね〜"
(さ、さすが、姫の台詞だわ!)
ALL photo by Nam
大成功!
出演者、スタッフ、皆で、喜びを噛み締めた夜でした。
来年も面白いショーにしよう!と飲んだ夢ビール美味しかったなぁ。
続く
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