突然の誘いを受けて、四ツ谷のアートコンプレックスへ能を見に行って来ました。
始まる前に30分くらい説明のお話があり、そのおかげで、能とは何?という疑問もなく、すーっと入って来ました。とても素晴らしい説明だったので覚え書しておきます。
"能は逆ドキュメンタリーです。
ドキュメンタリーとは、いわゆる現代のエンターテイメントのことで、誰かの一生だとか長い時間の出来事を短い時間に縮めて表現しており、ストーリーが決まっています。
逆に、能は一瞬の出来事を長く引き伸ばし
て演目にしており、前後のお話は受け手が自由に想像していいものなのです。見る側の想像力で気になる場面が違ってもよしです。"
なるほど…
とはいえ、演者の方が具体的に何を踊っているのかまでは細かくわかりませんでしたが、終わったあとに、一緒に見た方と、美しい少年の死、戦、音楽、言葉、色々な方向に会話が進みました。きっとこうやって昔の人もお話を楽しんだのかな~。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL : http://sali.jp/system/mt-tb.cgi/418
コメント
コメントする