少し前になりましたが、初めてのNY3日間について少し書こうかなと思います。
今回はバービーマコさんのおかげで、4月に来日したエレーナレンティニさんのプライベートレッスンを2日間受けることが出来ました。そして元サマンヨルのラーレ一家のおかげで話題のオフブロードウェイのショーを毎晩見れて、昔ミシャールがレッスンで使っていたあの曲のジハーンに会い、ショーのリハを見学させてもらいました。気になってたローフードレストランにも行けて、ラーレ姉様に色んなお話も聞けて、本当、大満喫出来ました\(^o^)/
よく聞く言葉
刺激的な街
確かにそう。
ルーツとか、伝統とか、変わらない美とかが、完全に再構築されてる感覚でした。
揺さぶられる
そして、感覚は敏感に受け取る
戸惑い
私達がほぼ単一民族、みんな中流の感覚で平和に構築してる世界とは違う。
表現するなら、その人でなくてはならないものを要求される。日本では感じられない人種の壁がある。
日本人のオリエンタルダンサーとしての表現って何だろうというのは、踊り始めた頃から考えていて、ファッションとしての和ではなく、日常から切り離された日舞や歌舞伎でもない…リアルな日本人って、私って何なのかな~と改めて考えた。
今回観たというか参加したパフォーマンスは、こちら。どちらも観客参加型、ゲームに入り込んだような世界。
sleep no more
マクベスをモチーフに、建物丸ごとで演者がいきなり現れて演技し、踊る。観客は皆、白い仮面を被り、思うままに歩き回る。
入り口のバーが、とても居心地よく作られていて、異世界とのクッションになっていた。艶っぽい案内嬢の真似をして遊んだ。
瞑想的で、心を探るような作品。
fuerta burta
アルゼンチンからの作品で、五感を刺激するフラッシュ、霧、風…壁が輝く布の波のようになり、天井がプールで上から迫ってくる。
自由だと叫ばんばかりの踊りがいたるところで行われ、観客はアトラクションに遭遇したかのように誘導される。
どこか満身で受け止められない思い。悲しい。
普通は圧倒されるのかもしれないけれど、人はこうでもしないと感動しないのか、と思ってしまった。もちろん感覚の刺激は好き。でもね、きっとこの感想が作った人の思いなんじゃないかと思ってしまった。
NYまた行きたい街、面白かった。
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