さて、今回のHadiaショーは、"実験的"と告知していますが、どういうことか、ご説明したいなと思います。
普通にあるベリーダンスショーは、劇場のようなステージか、もしくはレストランかという感じで、たまにクラブやバーやホテルなどもありますが、今回の会場は花屋さん。
そこで普通に踊っても素敵な場所なんですが、もう少し凝って、空間と照明とをしっかり使ってみようとしています。
タイトル Pathwaysは、Hadiaと構想を練っている時に彼女から出た言葉。
日本語にすると、小道とか経路とか、人の歩く道=人生というふうにも考えられるかな。
そして副題、
Where did we come from?
What are we?
Where are we going?
私たちはどこから来たのか?
私たちは何者か?
私たちはどこへ向かうのか?
これは、ポスト印象派の有名な画家ゴーギャンの絵からお借りしました。
禅問答のような言葉ですが、人が様々な局面で思うであろう疑問だし、
この不安定な世の中で、大切なものを見つめる時に、いい疑問だと思ったので、
これを軸にショーにしてみることにしました。
ベリーダンスという軸を置いて、それを、現在・過去・未来と時の流れで表すとしたら?
Hadiaはエジプシャンオリエンタルダンスを心から愛し、常に尊敬の気持ちで、その様々を踊り、教えてくれます。そしてまた旅人の彼女は、沢山の国の踊りを知っていて、それらもまた素敵に踊ります。
昨年のトルコでは、ブラジリアンウォームアップと呼んで、ブラジリアンダンスの動き(〜ベリーダンスと似たような動きと違うフィーリング)を少し見せてくれましたが、フラメンコやターキッシュロマも絶品です。
そこに共通するのはオーセンティックなもの(本物)というところでしょうか。
今年も、Hadiaが様々な国で辿ってきたそのオーセンティックな道の数々を、魅せて下さいます。ガラショーとは違いますが、コンセプチュアルで創作的な分、それぞれの踊りが際立って見え、また違った側面から感じられるのではと思っています。
さて、では共演の方々をご紹介します。
皆様こ存じの日本ベリーダンス界を牽引するBarbee Makoさん、タンヌーラ(エジプトの旋回舞踊)のSaid、サマンヨルオリジナルメンバーのKahina、私とティルタのダンサー達。
皆でコンセプトを膨らまし、オリエンタルダンスへのリスペクトと共にイマジネーションの旅へ皆様を誘います。
なかなか言葉で説明するのは難しいですが、ワクワクして心躍る時間を皆様と共に味わえますよう、目下準備中です。
是非皆様お誘い合わせの上、ご来場下さい!
お申し込みは
こちらで行っています。
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