昨夜は、カメリアショーへ行ってきました!
今年は一つ一つの演目が長く、曲数は少ない構成でした。照明もシンプル、演奏もトリオの生演奏でPAなしの生音のみ。シンプルな中で素材の良さを楽しむような、アラブ音楽と日本の歌謡曲の極上のフュージョンを味わえる夜でした。
古き良き時代の音楽の持つパワーを感じました。
特に2部のインスト曲以降が、どっぷり内面の旅をするような流れで、深いところへ潜って行きました。
何故私にとってタイムリーな曲ばかりなんだろう?笑
Samaii Hijazkar kurd
Kul dah kan leh
初恋+丘を越えて
悲しい酒
Layari el Jazeir
東京ラプソディ
サマーイは、前回のサリミラ企画で踊った曲…
この方向の表現へ挑戦していきたいという感覚をもらった曲です。
Kul dah kan lehは、久しぶりに西田さんのバイオリンが入っているのを聴きました。
西田さんのバイオリンから姿から滲み出る女性美が素晴らしく、そこに絡むウードとの表現の中で聴こえないはずのカーヌーンのような音が聞こえたり、2人と思えないメロディの膨らみを感じました。
そして、ラストのアルジェリアの夜まで。
この流れの感じ…最近の私の心の旅そのままで笑、可笑しいくらいでした。
というのは、個人的なことですが、
MOHAMAD ABDEL WAHABと
古賀政男というお二人のアラブと日本の同時代の作曲家の曲をフュージョンさせるという、常味さんの試みは、とても自然に両曲を活かし合うような素敵なものでした。難しいという苦労を聞いていただけに、とても嬉しい気持ちも頂きました!
そして、和田さんの音色が転がっていく様がサイケデリックで笑 後で聞いたら、今日は何でもありだから!とおっしゃっていたのが印象的でした。
最後の東京ラプソディ
楽し都 恋の都 夢のパラダイス 花の東京〜
という曲を皆で歌い、
あ、東京は素敵な街!
って、ふと思いました。
音楽の持つ力なのかな、その曲の頃の右肩上がりの頃の時代の感覚なのかな、楽観的にただときめく素敵なフィーリングだけが、すっと入ってきて、
カメリアさん、今年はそこに着地するんだ!
という感じが、やはり流石だと思いました。
何も踊りについて書いてませんが、
ノエルさんもアマルさんも素晴らしいダンサーだし、カメリアさんは今年もいろんな世界へ連れて行ってくれるし、大満足でした(^ ^)
その影響もあり、今朝は朝からちょっと早くスタジオへ着けたので、レッスン前に踊りまくり、インスピレーションを自分の創作と繋いでいきましたw
・☆*・sali・*★・
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