愛は状態だと、ある時から思うようになりました。
誰かから誰かへ発するもののように捉えがちだけれど、一方的なうちは愛というものとはちょっと違って、でも、愛になった時にはその場が愛の状態になっている…
そう思うようになったのは、Hadia先生に師事し始めて、彼女のボディロジックを理解したあと、しばらくしてから。
その状態になるトリガーは色々あるのだけど、
音楽に溶けるように踊ることは、ひとつとてもパワフルな方法。音色だとかグルーブだとかを身体で体現出来た時に、自分が愛に満たされていくのを感じます。
溶けるように、というのが難しくて、
そのためにボディロジックを知り、考えずに身体が音に反応するようにトレーニングしていくのだと後から思うようになりました。
どのタイミングで膝を使うのかとか、ここが緩むとここも緩むという身体の中の連鎖を知ること…そういう論理的なことに基づく身体の良い状態と、音を考えずに聴くという感覚的なこと、そのバランスが上手く取れていると、やっと、溶けるという感覚になれるように思います。
先日、バイオリニストの木村伸子さんに、ある曲の音楽解説講座を開いてもらいました。伸子さんに習うのは3〜4回目ですが、やはり、アラブ音楽のロジックに触れても、やっぱり愛に近づいていく感覚があります。
解剖学しかり、アラブの詩の世界、アラブ音楽のシステム、長期間に渡って残っているロジックの中には、普遍の真理が隠れていて、私はそれが愛に誘ってくれるんだろうな、と思っています。
もちろんロジックの説明なんて無くても、同じパワーはあるんだと思いますが、ロジックを知ると更にクリアに伝わってくる感じがします。
同じように思う人いるかな?いたら今度声掛けてください(^ ^)
もちろん、日々の中で、なんだかんだ変な気持ちが湧いてしまったり、こんな自分嫌だなぁなんて時もありますが、
踊りだったり音楽だったりがググッと良い状態へ引き戻してくれるパワーを持っているということは、とても素晴らしいし有難いことだなと思います。
・☆*・sali・*★・
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