先日FBに書いた文章をこちらに転載します。
今年は年始から以下の気持ちで準備してきたいくつかのプロジェクトが全てこれから形となります。
(準備期間が長い〜笑)
まずは、1つ目をご紹介させてください。
11月17日の夢のあとさき公演に寄せて
これから日本のベリーダンスシーンはどうなるのだろう??
SNSでは、誰もが口にしませんが、友人ダンサー達と会った時に、飲みの席で、ここ数年話題になってきました。私は、ベリーダンスを始めて、17年目になります。その頃にしては珍しく10代でこの踊りに出会い、他のことは考えられないまま仕事になった人です。
だから、ずっとこの踊りと真っ直ぐに向かい合ってきているし、自分自身の踊りだけでなく、シーン全体を考えるようになってきました。
楽しく。。。もちろんです
面白い。。。もちろんです
新鮮さがあって。。。段々となくなるもの?
未来を紡いでいけるもの。。。どういうこと?
サステイナブルという言葉があります。
持続維持可能という意味です。ベリーダンスのショーが打ち上げ花火のように、一過性のものでなく、持続して発展していけるにはどうしたらよいのだろう??
この答えを求めて、
昨年末から、たくさんの人と話して、話して、話してきました笑
大御所と呼ばれるミュージシャン、ダンサーと真剣に話しました。
そして、友人と何度もミーティングをしました。
それから、この公演のために、後輩達ともたくさん話しました。
この公演は、その答えのためのひとつの挑戦となります。
"ベリーダンスの芸術性を高めること"
舞台を自己発表の場ではなくて、皆で作り上げる世界(作品)の発表の場として使えるように、
皆で挑戦します。なぜなら、他の舞台芸術公演では、それが当たり前だからです。
私は今まで、2012年~の5年間で3回の構成演出を入れた公演を行ってきました。発表会公演を入れると、6回です。その中で、培ってきた、Hadia先生の元へ集ってきた仲間たちとの信頼、また演出まで相談に乗ってくれる照明、映像さんを軸に、また全く違う視点で活動しているダンサー達、切り絵作家さんのご協力も賜りながら、今やっと舞台を前に、スタートラインに立っている気持ちです。
有り難いことに、今回は、多くの活躍中のプロダンサー達が協力してくれることとなりました。そして、今までの公演通り、Barbee Makoさんが全体の監修を共にしてくれています。皆、自分の活動があるので時間がない中です。でも、私が思う可能性に一緒に賭けてくれる、その気持ちが何よりもありがたく、どこまで出来るか未知なのですが、頑張っている最中です。
内容は、2013年に下北沢タウンホールで行ったバレエの"くるみ割り人形"をモチーフにした公演がベースになっています。再演ということですが、演目のいくつかは、また新しい曲となり、また前回よりも多くのダンサーが関わることになっています。
それは、私達が生きているから。この4年で前回のキャストたちも変化しました。世の中も変わりました。だから、コンセプトはそのままにショーの構成を考え始めましたが、形になる世界は、違うものとなりそうです。
演劇ではなく、あくまで踊りと映像と照明と空間が作り出すファンタジックな世界です。
どこかにストーリーを感じるかもしれません。それは、観る側が思い思いに感じ取って頂けたらいいと思います。若いから、歳を重ねてきたから、経験があるから、初めてだから、悲しみを越えたから、喜びの中にいるから、、、、様々な人の生き様が、見え隠れするから、世界は面白い。ベリーダンスも面白い。その面白さをまるっとファンタジックな演出で包み込んでご覧いただきたいと思っています。
全国のベリーダンスファンの皆様、是非、御覧頂きたいです。
そして、たくさんの感想をシェアしませんか?
"これは私ならこうしたい!"
"こうしたらもっと面白くなる?"
挑戦に対して、出てきた意見、そこからのディスカッション、アイディア、そしてそれらが活動へつながっていくこと、それが未来を明るくする道ではないかと思います。
Sali
・☆*・sali・*★・
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