来週月曜で終わるミュシャ展へ着物で行きたいと思い、急いで着物のお洗濯へ…
セルフドライクリーニングのお店に行って、先日の戦利品と冬のお着物を綺麗さっぱりにしてきました。
今日クリーニング屋さんで出会った方は、人間国宝が作った生地のお着物を解いて、洗い張り(仕立て直し)の為に、お洗濯した生地にアイロンがけをしてました。何をしているんだろう?と思って話しかけたら、色々なことを教えて頂きました。
江戸小紋のこと
昔の大名の裃(かみしも)にあった紋様を着物に使うようになって、その当時は柄に意味合いがあり、いまではなくなってしまったこと。
この細かい模様は、柿渋を塗った紙に穴を開けて作った版を用いて作ること。
それから、黄八丈(八丈島の黄色い染物)のこと
昔は流刑地だったから、その人たちが生きていくための産業としてあったこと。島で取れる刈安という植物から鮮やかな黄色が染め上げられること。
浜松の今は少なくなった織物のこと
名前は聞かなかったなぁ…
調べたら出てきました。これですね。
遠州綿紬
断片的ではあるけれど、ググるよりも、しっかり届く情報でした。ネットは便利だけど、やっぱりこうやって個人的に伝えてもらう情報はいいですね。
大事なことも教わりましたよ。
"たくさんあってタンスに入りきらない〜とならないように、良い物を選んで少なく持ちなさい。"
と。
今度浜松へ行く時は紬の工房へ行ってみよう。
そして、いつか、八丈島の染めに行ってみたい!
ふふふ、そして、実は今作っている桜の作品の次のアイディアへ、黄八丈が繋がりそうです。
漠然と黄色からオレンジの色のもので来年は作ろうと思い始めた矢先の出来事でびっくりしました。
・☆*・sali・*★・
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