主な活動歴

2000年
アメリカ人ダンサーMishaalと運命的に出会い、翌年、 彼女に師事しオリエンタルダンスを習い始める。
2001年~2009年
MishaalのディレクションするSamanyoluのメンバーとして、個性を輝かせることを学び、多くの舞台経験を積んだ。レストランなどで踊られるキャバレースタイルのみならず、自由な音楽で感性のままに踊ることも多かった。
2002年~2007年
Nourahと共にMaknatisのユニットとして活動。2006年からはアラブ音楽、邦楽、インド音楽、ボイスのミュージシャンとコラボレーションした作品を発表し続ける。2007年夏至の日に、Maknatisの単独イベント開催。デュオとしての可能性、コンテンポラリーなンセプトでのオリエンタルダンスに創作意欲をそそられ、殺陣、演技、コンタクトインプロなど様々な要素を盛り込む。 SUGIZOソロプロジェクトにダンサー参加。

阿木耀子監督の映画"TANNKA"(東映)に出演。
MakyoのCDカバーモデル、Samanyolu DVD 発売。
2005年インストラクターを始める。
2007年〜2017年
2007年から10年に渡り、40カ国以上を踊り旅するダンサーでありセラピストでもあるHadiaに師事し、彼女の編み出したオリエンタルダンスのボディロジックを徹底的に学んだ。その動きを解剖学的にも理解し、洗練させていくと、そこには、女性が女性としてのエネルギーを生み出し循環させていくという生命の根源に触れる体験=悟りのような体験があった。 動きによってもたらされる、愛と喜びに溢れる体験は、エンターテイメントとして見せること以上に、すべての女性の精神的充足につながると思い、教育者として指導することにも熱意を持って取り組むようになった。

またバイオリニスト閔賢基のパートナーとなり、生演奏での表現についても盛んに実験を繰り返し、経験を積む。
2011年Devadasiスタジオから独立をきっかけに、Tilta Oriental Dance Companyを発足。
2012年より総合芸術としての舞台創作を手掛け始める。
2016年〜
日本人としてのアイデンティティを模索する中で、四季折々の自然を愛で、微かな変化を喜び、形にしていくという創作フローができていった。2016年〜は昔から続く伝統工芸の作家を訪ね、実際に染めを体験し、それで衣装を制作し纏うことを始めた。その行為は、衣装が単純に飾り立てるためではなく、伝統の担い手の想いであり、その先の伝統が守る力そのものを纏うことへと変化した。2016年 栃木県佐野市の"紺邑"にて正藍染のシルク衣装制作・2017年東京都台東区"Maito Design Works"にて桜染羽衣ショール制作、どちらも舞台衣装となった。
2018年〜
演奏家3名とプロジェクト"ILHAM〜Soul to Soul project"を立ち上げ、オリエンタルダンスの本質的動きの持つ"命を愛で育む力"を音楽との繋がりの中で更に発展していけないかと模索中である。
ILHAM プロジェクトメンバー(Sali, 常味裕司(ウード), Hcin Jbali(アラビックバイオリン、歌), TAKSEEMA(ダラブッカ)
アジアにおけるアラブ音楽のパイオニアである常味裕司氏にアラブ音階(マカーム)を学ぶ。
2020年〜
コロナ禍でのオンラインレッスンをきっかけに、解剖学理論に基づくトレーニングメソッド開発を始める。 オステオパシードクター岩崎力也氏の動きの監修と、アラブ音楽研究家の木村伸子氏の音楽的解釈もふまえ、筑波大学にて共同研究中。
また、福岡市文化エンターテイメント支援事業採択案として、"NEO Tribe FUKUOKA"の動画を、地元のプロダンサーたちと制作。博多織や地元のお祭などと絡めた地域創生のプロジェクトとして、アパレルブランドChitlomのデザイナーでありダンサーでもあるTiDAと共に、様々な地方での活動を目標として動いている。2021年NEO Tribe TOKYOも伝統工芸を取り入れて制作予定。

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